■■特集1■■  アメリカン・オルタナティヴ・コミックとグラフィック・ノベル

Jim Woodring

オルタナコミック、グラフィックノベルといっても、ピンとくる人はほとんどいないと思いますが、世界的にはアート、文学の両方の面から注目を集めている作家が数多く存在するいま最も読まれるべきジャンルです。このあいだ飲んだアメリカ人の男性もいまアメリカではグラフィック・ノベルはすごく流行っていると言っていました。

1.オルタナコミックとは?

オルタナコミックとは分かりやすく言うと、バットマン、スパイダーマンといった一般的にイメージされるアメコミとは異なる、かつてロバート・クラムやアート・スピーゲルマン等の作家が自費出版していた、非商業的でアート的なコミックの魂が様々な作家に受け継がれ、進化し、今まで見たことがない変なコミックになったものです。注目の作家は数多くいるのですが、まずは日本語版が出ているJim Woodring(ジム・ウードリング)「FRANK(フランク)」やArcher Prewitt(アーチャー・プルウィット)「SOF' BOY(ソフ・ボーイ)」がお薦めです。こちらは日本の出版社プレスポップ・ギャラリーが出版しているもので新潟での店頭販売は当店のみとなります。

Archer Prewitt

2.グラフィック・ノベルとは?

そのオルタナコミックの中でもさらに注目なのがグラフィック・ノベルです。こちらは、非常に文章が多く小説と漫画の中間と言った雰囲気で、つげ義春や辰巳ヨシヒロなどの日本のガロ系の作家を彷佛とさせる逸材が揃っています。特にプレスポップギャラリーから2冊同時に日本語版が刊行された、Daniel clows(ダニエル・クロウズ)、そして日系の作家Adrian Tomine(エイドリアン・トミーネ)、日本語版が待たれるChris ware(クリス・ウェア)の作品など、どれも非常に質の高い小説や映画をみたような読後感を与える傑作ぞろいです。特にエイドリアン・トミーネは新潟の漫画家、古泉智浩さんもお気に入りで、このマンガが売れるなら、僕のマンガも海外で売れるんじゃないか?と言っていました。確かに冷たく突き放したクールな視線、読者が嫌なことを思い出して落ち込むような場面をあえて描く所など、共通点も多い気がします。その古泉さんの自費出版のエロマンガ「ピンクニップル」も絶賛発売中です。

・オルタナコミック、グラフィック・ノベル一覧

当サイトでは店頭にある全てのコミックをサイトにのせきれていません。今後順次アップしていきますのでまめにチェックしてみてください。

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